『 06.ティナのテーマ(FF6より) 』

植松さん曰く、FF6で一番最初に出来たのがこのティナのテーマで、
この曲が6の世界を支配したと言うか、曲が完成した時点で
6の音楽作り全てを「いけるぞ！」と思わせたとか・・・。
それだけの曲だからコンサートにもエントリーされたのでしょうね。

でも、僕が6で一番好きな曲はオペラのシーンで流れるアリア。
「Aria Di Mezzo Carattere」で、コンサートではてっきり
それが流れると思っていたんです。
オペラシーンのフィギュアが作られるくらいだから、
人気もあると思ったし。
そこがちょっと残念でした。
「FF6 アレンジ・ヴァージョン グランド・フィナーレ」ってCDに
オーケストラVerのオペラが入っているみたいですけど、
やっぱり生で聴きたかったです。

で、曲の感想がすっかり遅れちゃいましたけど、
ティナのテーマって、始めはオープニングテーマの途中と
一緒ですよね？
いえ、もちろん全く一緒って言う訳ではなくて、使用楽器？等は
違うのですが、上記したように、ティナのテーマが6の根底に
あるようなので、様々なところで引用？されているんですよね。
だから最初、この曲を聴いたとき、FF6のオープニングテーマかな？
って思ったんですよ。
でも聴いていく内に、あれ？何か違うぞ！って思い始めて・・・。

始めの方はオープニングが頭に残っているのか、何処か冷たく、
何処か寂しい感じがする旋律ですが、それが徐々に何もかも
覆い包み込んでくれる太陽のような、朝日のような大きな力が
感じられて、聴いていて非常に落ち着きました。

オーケストラはその辺が特に上手くアレンジされていて、
原曲よりも良いですね〜。

魔導戦士のティナ、そしてウェッジ、ビックスのガストラ帝国兵
３名は、1,000年もの間眠っていた幻獣を奪取するため、
雪が吹きすさぶ中、魔導アーマーに乗り、
炭鉱都市ナルシェに向け侵攻を開始する・・・。

幻獣を守るため、果敢に戦いを挑むナルシェのガードたちだったが、
魔導アーマーの前には為す術もなく、遂に幻獣が眠る地へと
その足を踏み入れさせてしまう。
が、その時ティナと幻獣の間に不思議な光があふれ出し・・・。

気づくとベッドで眠っていたティナはあやつりの輪の呪縛から逃れ、
自分を助けてくれたロックやその仲間たちと共に、忘れてしまった
記憶と過去を求め、自分探しの旅へと出かける・・・。

余談ですが、オープニングに出てくるガストラ帝国兵の二人の名前、
ウェッジとビックスって、スターウォーズのエピソード４で
ルークの戦友としてデススターへの攻撃に参加したレジスタンスの
メンバーの名を借りていると思うんですけど、どうでしょうか？
僕の予想、合っていますかね？