19:42分
14分30秒にも及ぶ長い演奏が終わると、盛大な拍手が・・・。
そしてまた司会のお二方の登場です。

「ありがとうございました〜」
「ありがとうございました」

最初は演奏者の方たちにご挨拶。
こう言うちょっとした一言が何よりも嬉しかったりするんですよね。
良い感じです♪

「FF8の曲もありましたね〜」
「俺の朝のモーニングテーマなんだ♪」

この後、森田さんと青木さんが８の時から始められたFFのお仕事を
演奏者、指揮者の力によって蘇った記憶で、懐かしい〜と絶賛！
８が発売されてから、ましてやお仕事をされていた時期となると
製品として売り出される前の事ですから、
結構時間も経っていますものね。
懐かしいハズです。

写真とかビデオとか、音楽・・・。
そう言う目で見たり、音を聴いたりして蘇ってくる記憶って
何か良いですよね〜。
そしてその記憶の中に、一緒に時間を共有した友人や、恋人、
家族がいるともっともっと素敵だと思います♪

そんな思い出の記憶が交錯するまったりムードの中、森田さんから
演奏者の皆さんが紹介されました。

「え〜ここでですね、
　本日、演奏をして頂いている皆さんをご紹介したいと思います。
　演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんです」

パチパチパチ〜と言うよりも、バチバチバチと表現するほど強烈な
割れんばかりの拍手がホール全体を揺らします。
それはまるで大雨が雨戸をたたき付けるかの如く、
もの凄い音と勢いのある拍手でした。
確実に、本日の瞬間最大拍手数をマークした瞬間です！＞笑

「そして、指揮は、竹本泰蔵さんです」

バチバチバチ〜
２回目の大雨がまたもや場内を襲います。

「ここで、指揮をして頂いている竹本泰蔵さんに
　少しお話を伺いたいと思います」
「はい、どうぞ、こちらの方に・・・。こんばんは」
「こんばんは」
「こんばんは♪」

森田さんと青木さんに舞台の中央に導かれると、
マイクを手にし、僕たちと対峙する形で立たれる竹本さん。
竹本さんは、つい先ほどまで豪快に、
そして激しくタクトを振られていたとは思えないほど、
物腰も穏やかで、素敵な笑顔を見せてくれました。

竹本さんは僕たちに向けた笑顔をそのままに、
司会者のお二方と挨拶を交わします。
そして、この後に出た森田さんの質問、
森田さんと青木さんの動きが最高でした！

「さ〜え〜、竹本さんは、FF大好きっ子？」
「そうですね、好きですね。確かに・・・」
「ですよね？で、言葉は悪いのですが、ぶっちゃけ、
　え〜生ティーダ、生ユウナって・・・」
「どう！？」

森田さんと青木さんは中腰になり、左手を90度に曲げると、
「どう！？」の合図と共にツッコミの要領で竹本さんの方へ
手を動かします。
この息の合った動きと言い、同時に発せられた質問と言い、
ティーダとユウナを演じきったお二人だからこそ出来る妙技でした。

この質問に会場は大爆笑！
僕ももちろん声を上げて笑わせて貰いました。
本当に面白い司会者さんですよね。
FFのイベントには欠かせない存在のお二人だと思います。

それでこの質問に竹本さんがどうお答えになったのかは、前述の
ギャグ！が強烈だったものですから、忘れてしまいました。(^^;
ただ、お二人とも喜んでおられたので

「FFのファンだし、感激しましたよ！」

とか、そんな感じのお言葉だったと思います。

そしてこの後の質問や竹本さんの返答も記憶の糸が細く、
かなり曖昧な形ではありますが、それでも断片的に思い出せる
キーワードを拾ってパズルのピースを一つずつ繋げて行くと、
司会のお二方と竹本さんが交わされたトークには、
確かこんなものがあったような・・・。

「今回FFの指揮をするにあたって、竹本さんにFFの曲はどのように
　映っているのですか？」

と、森田さんから質問が投げかけられます。
すると竹本さんは、

「職業柄、色々な曲の演奏をする事になるんですよね。
　それはクラシック・・・ベートーベンとかモーツァルトだったり
　本当に色々とあるわけですが、FFの曲はどれもそれらに負けず劣らず
　素晴らしく出来が良いので、その指揮を任されることになって
　本当に嬉しいです。
　それにFFは音楽も良いですけど、物語とかゲーム性も大好きなので、
　家でも子供と一緒になって遊んでいたりするんですよ！」

と、こんな感じでお答え下さったと思います。
そして森田さんが竹本さんのFF好きを(良い意味で)暴露！

「本番が始まる前のリハーサルの時に竹本さんに譜面を渡すんです。
　すると竹本さん、演奏する曲の譜面を見る度に、
　あ、コレ知ってる！コレも知ってる！って、
　全部分かっていらっしゃるんですよ！」
「ええ！」

と、ニコニコ顔の竹本さん。

「本当に(FFが)好きなんですよ！初めてお会いしたときも、
　あっ、ティーダー！！って・・・感じで♪」

森田さんの反応に、会場が沸き、青木さん、そしてもちろん
竹本さんの顔にも笑みがこぼれます。

「それでは、そろそろ演奏の方、お願い致します！」

竹本さんとの件(くだり)はもっと沢山あったのですが、ちょっと
僕の頭がオーバーフロー状態となってしまったので、曲の感想へと
移らせて頂きます。
って言うか、何を話されていたのか思い出せません。(^^;
もう一杯、一杯です。ごめんなさい。

「前半最後は素敵なゲストをお迎えしてお送り致します。
　ギタリストの天野清継さんです。どうぞ・・・」

青木さんの紹介により、舞台袖から中央にゆっくりと歩を進める
天野さん。
その手には愛用のギターをしっかりと抱え、
ご自分の席に着かれると、足を組み、ポロンッと弦を弾きます。

天野さんが奏でる音でFFワールドがどの様に広がるのでしょうか？
残り２曲の演奏が非常に楽しみです。
そしてまず１曲目・・・。